旬のもの(季節のもの)を食べる!
2018/04/06
いつ何を食べるか
おはようございます。フードライフクリエーターの唐木るみこです。
今年もあと2日。何をして過ごされていますか?
もういろいろなところで告白していますが、今週腰を痛めてしまいました。
いつもならこの時期は休む暇なく、仕事、掃除、お節づくりと立ちっぱなしで
毎日筋肉痛…という日々を過ごし31日の紅白スタートまでに全部終えて座るぞ~。
あとは一歩も動きません!
を目標に働くのですが…
超スローペース。買い物も3日に分けて無理をせず、
お節も準備を早めに無理をせず。年賀状も昨日投函できたので…意外とことは進んでます。
毎年の妙な頑張りはなんだったのか…。来年からはスローペースもいいかもなんて余裕の心境です。
旬のもの(その季節にとれるもの)を食べる意味
体のことを考えた食の選び方、食べ方に、旬のものを食べる、身土不二、一物全体という考え方、言葉があります。
今日はその中の旬のものを食べるを見てみたいと思います。
昔から旬のものを食べましょう。と言われてきましたが、それにはちゃんと理由があります。
今はいつの季節でも何でも食べることが出来ますし、日本にいながら世界中のものを楽しむことができます。楽しみとしては良いですが体のことを考えると少し見直した方がよいこともありそうです。
まず旬のものを食べる!よく聞く言葉ですが、なぜ旬のものを食べる必要があるのでしょうか。
日本の四季
日本には四季があり、季節によって採れる作物が違います。季節のものを食べることで私たちは長い間バランスをとってきました。
例えば春は
冬の間に土の中で眠っていたものが一斉に芽吹き始めたり、活動を始めたりする時期です。人間の体も同じで閉じていたものは一気にゆるみ、溜めていたものを外へ出そうとします。
春は山菜を代表とする苦みのある食べ物がたくさん出てきますが
この苦みには体内に溜まった老廃物を外に出そうとする働きがあります。
体は老廃物を出してビタミンやミネラルを取り込もうとします。
また暑い夏になると今度は水分の多い体を冷やす作用のあるものが必要です。
トマト、キュウリ、ナス、ウリなどですが、トマトもナスもキュウリも一年中八百屋で見かけますね。
体が冷えていることが原因の体の不調も最近多くなっていますが
やはり旬に逆らった食事の影響もあるのではないでしょうか。
夏からだんだん秋になって涼しくなるとだんだんと体をあたためるものが多くなってきます。
秋の初めのナスなどは昔から「秋ナスは嫁に食わすな」などと言われていますが
美味しいからお嫁さんなんかにあげないという意味だと見せかけて
お嫁さんの体を冷やさないような配慮だったのではないかという説もあります。
冬になると今度は根菜類など体を温める作用の大きなお野菜が旬を迎えます。
いずれにしても旬の季節のものを食べるということは体に必要な栄養素だったり
体の熱をコントロールするのに大切なことだということですね。
難しく考えなくても旬のものは価格も安いですので取り入れやすいです。
急に全部変えることは難しくても心掛けるだけで違ってくると思います。
できることからしてみませんか?
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