パンのラベル表示に見かける「イーストフード」
こんにちは。フードライフクリエーターの唐木るみこです。
なかなか雪が解けませんね~!
と日当たりのよいお宅の場合はきっともう降ったことを忘れてしまうくらいの状況ですよね…。
そろそろ車を運転したいなー。
今日は幼稚園の宗教と体操の参観日でした。
園長先生がされた命のお話やこころがほっこりするお話
どんな風に受け止めたのかな?
体操は跳び箱。私もこうやって教えてもらえたら
早く飛べるようになったかなぁ…なんて。
イーストとイーストフードの違い
さて、今日はパンによく入っているイーストフードとイーストは同じもの?
というご質問をいただきましたのでお答えしますね!
2月22日のワークショップでも
このように読者の方から質問の多かったものは取り上げていくつもりです。
イーストはイースト菌です。
天然酵母やイーストを使って、パンをふっくら焼き上げます。
簡単に説明すると
天然酵母とは果物や穀物などについている酵母菌を採取して
自然に発酵させた酵母のことです。
それに対してイーストはパンに適したイースト菌を工業的に純粋培養したものということになります。
イースト菌と天然酵母とどちらがよいか…ということは今はおいておきまして
イーストフードについて見てみます。
言葉が似ているので同じようなもの
パンを作るのに必要なものと思われるかもしれませんが
イースト菌とイーストフードはまったく別のものです。
イーストフードはイースト菌のエサになるもので
イースト菌が元気になり
パンがふっくら仕上がる添加物です。
しかし、イーストフードというものがあるわけでなく
以下の食品添加物のいくつかを組み合わせた総称です。
- 塩化アンモニウム
- 塩化マグネシウム
- 炭酸アンモニウム
- 炭酸カリウム
- 炭酸カルシウム
- 硫酸アンモニウム
- 硫酸カルシウム
- 硫酸マグネシウム
- リン酸三カルシウム
- リン酸水素二アンモニウム
- リン酸二水素アンモニウム
- リン酸一水素カルシウム
- リン酸二水素カルシウム
- グルコン酸カリウム
- グルコン酸ナトリウム
- 焼成カルシウム
そして、そのほとんどが化学合成の添加物です。
総称でイーストフードと表示すればよく
詳しいことがわかりません。
リン酸塩を含むものもとても多く、骨粗鬆症や心筋梗塞の危険性などが指摘されています。
また臭素酸カリウムなど発がん性が指摘されていて
EUなどでは禁止されているものも含まれています。
選ぶのは自由ですが気をつけた方がよい添加物言えるのではないでしょうか?
ここで気をつけたいのは
天然酵母パンと書いてあると
私たちはきっと安全で添加物の入っていないパンというイメージを持つと思いますが
実際は
天然酵母でもイーストフードも使われていたり
防腐剤や香料、人工甘味料など
危険視されている添加物を使われている場合もあります。
イメージでなくぜひ
選択できる知識を身につけて行きたいなと思います。
発酵調味料を上手に使いこなす先人の智慧とコツ。今日からお買い物で迷わない。
食品選びの知識を身につけたい方、家族の健康を守りたい方も
お待ちしております。
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