醤(ひしお)って何?どうやって使うの?
こんにちは。雨長いですね…。幼稚園児は朝からやったー!とハイテンションですが
母はつらい(笑)
地球と身体にやさしいズボラ天然生活主宰、少しの工夫とズボラさでおうち発酵ご飯を想像するフードライフクリエーターの唐木るみこです。
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昨日は塩麹の使い方をお伝えしましたが
今日は醤(ひしお)についてです。お醤油の醤という字を書いてひしおです!
麦麹と豆麹それにお醤油を合わせて発酵させた調味料です。
ひしお作りもとっても簡単です。詳しく知りたい方はぜひワークショップへいらしてくださいね。
次回のひしおワークショップはこちら!
ぜひお申し込みくださいね。
ここでは作り方は簡単に。
材料:麦麹、豆麹、醤油にこんぶ、鷹の爪などお好みで追加。
材料を瓶に入れて熟成させます。
麦麹と豆麹は同じくらいの量。麦麹と豆麹合わせたのと同じかそれより多いお醤油を合わせますが、
お好みで甘いのが好きな方は麦麹を多めにうま味重視の場合は豆麹を多めになど工夫してみてください。
塩麹と同じように、1週間から10日くらいで出来上がりますが、数か月熟成させても美味しく食べることができます。
10日間くらいは1日1回かき混ぜてくださいね。
酸素を送り込むためにかき混ぜる必要があります。
かき混ぜないとアルコール発酵をはじめてしまいます。
また、これはどのはっこう調味料もそうですが、納豆を食べた後は注意が必要です。
納豆菌はとても強い菌ですぐにあちこちで繁殖してしまいます。
100度で熱しても死なないので熱湯消毒もきかないのでお気をつけくださいね。
味噌の様で味噌でなく、醤油の様で醤油でない、万能調味料。
一度使うときっと手放せない、ズボラ天然生活一押しの発酵調味料です。
ただ、和えるだけでこんなに美味しいの?が体験できます!
お肉、お野菜、お魚なんでもOK。
醤(ひしお)って聞いたことがありましたか?
私は数年前まで全く知りませんでした。お醤油作りを体験した5年前でしたでしょうか?
その時に初めて、醤(ひしお)というものがあり、お醤油と味噌の原型とも言われていると知りました。
醤(ひしお)の種類
ひしおとは元々何かを塩漬けした時に出る液体のことを指しました。
穀醤(こくびしお)、お醤油もこれに入ります。穀物の塩漬けから出た液体。
他にも肉醤(ししびしお)、草醤(くさびしお)、魚醤(うおびしお)
の4種類あります。
今回はお醤油と豆麹、麦麹で作ったひしおの使い方をご紹介しますね。
我が家では、お料理の味付け、調味料としてはもちろん、おだし感覚で使うこともとても多いです。
一番簡単なのは、何かにのせて食べる!
お豆腐、生野菜、アボカドなどがおすすめ。
蒸したジャガイモや里芋にあえる。これだけでもコクがあって美味しい~。
どんな味?と聞かれることもあるのですが
ほんとに醤油と味噌の間。お醤油と味噌のいいとこどりをした感じなのです。
そのまま生で食べるとコクのあるお醤油っぽく、火を入れると味噌のような香りと味。
子どもたちは醤(ひしお)と甘酒で味付けをした豚肉が大好きです。
何キロでも食べてしまいそうで恐ろしい。
お弁当のおかずにも冷凍庫に常備されていることが多いです。
大人はここに生姜や山椒など入れても美味しいですね~。
上の写真はタコスを作った時のもの。豚肉をひしおと甘酒で炒めてあります。
本当に万能調味料!!
醤(ひしお)の栄養価
最後に栄養価を少しまとめておきます!
- 麹、豆、麦の栄養価はもちろんのこと発酵によりミネラルなどもたっぷりです。
- カルシウム、カリウム、ナトリウムはもちろん、ビタミンB群も豊富です。
- 女性にはうれしいイソフラボンも老化防止と言われているコリンもボケ防止といわれているレシチンも含まれています。
- さらに100種類以上の酵素が入っています。
毎日少しずつでも摂りたい調味料の一つです!
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