生麹と乾燥麹どう違う?
こんにちは。フードライフクリエーターの唐木るみこです。
一昨日から長男、次男は、学校と幼稚園がお休み…ということで
完全仕事モードになかなかなれずに一緒にすごしております。
昨日は地元のイベントに顔を出し、夕方は甥っ子とうちのお休みの子たちを連れて
近所の小さな公園に。
この公園は、長女、長男が小さな頃からお世話になっている公園。砂場と滑り台、砂場と少しの空き地。
大きな公園もそう遠くはないのですが、上の子たちは小さかった頃は夫の休みは平日で
土日は保育園・幼稚園もお休みで一人で見ている感じだったので
遠出する体力もなく、この小さな公園で遊んだな~なんて思い出し懐かしくなりました。
土日はまわりはお父さんばかりなのですよね…。
休日の過ごし方でお手伝いの出来る子に
午前中公園で遊び、お昼はクッキング。
子どもたちといろいろなご飯を作りました。
一人で作った方が楽…といいますが、きちんと教えてあげると早く戦力になりますよ。
お野菜を洗う、ちぎる…といったところからスタートして
する、混ぜる、スプーンでお醤油を入れる。
肉団子やハンバーグのようなものを作る、マッシュする。
最後に包丁で切ったり、炒めたり…。
発酵調味料だとだいたいおいしくなるので、子どもに自信がつきます。
うちでは小学校4年生までに一通りの家事を覚える。簡単な食事が作れる!が目標です。
上の子たちはだいたいクリアです。
さて、子どもたちの昔話が長くなってしまいましたが…
生麹と乾燥麹
生麹と乾燥麹どちらがおすすめですか?
こちらもよくされる質問なのですが、
答えはどちらも良いですが特性が違います。です!
麹と言えば、米麹が一番手に入れやすいでしょうか?
蒸したお米に麹菌が生えたものです。麹菌は、カビの一種でしたね。
麦に生えれば麦麹、豆に生えれば豆麹、玄米に生やせば玄米麹です。
麹菌はお米を蒸して、少し冷めたところで麹菌をふりかけ、温度管理をしながら作りますが、そのできたままのものを生麹。乾燥させたものを乾燥麹といいます。
いつか詳しくレポートしたいと思いますが、自家製の米麹の場合はドライヤーなどで
乾燥させます。
さて、どちらがよいかということですが、
生麹は水分が多いままなのでふんわりしていますが、長期保存することができませんので
冷蔵庫か冷凍庫に保存する、またはすぐに塩と合わせたり、醤油と合わせたり工夫が必要です。
冷蔵庫でも2週間くらいで使い切った方が良いと言われています。
ただ乾燥麹のように水で戻す必要がないので、すぐに作れるというメリットがあります。また麹菌が元気な状態なので酵素パワーも上と言われています。
それに対して乾燥麹は、長期保存ができますので、スーパーなどでも手に入れやすく
扱いやすいのが特徴です。
そして乾燥した野菜と同じようにうま味は乾燥させたアップすると言われています。
乾燥麹でもあっても直射日光は避け、夏場や長期保存の場合は冷蔵庫へ。
生麹、乾燥麹それぞれメリット、デメリットがありますので
用途によって、また使用頻度によって使い分けても良いのではないでしょうか。
麹はお米によって、麹菌によって、作り方によって
味がかなり違ってきます。
上手に活用して、私たち日本人が昔から慣れ親しんできた麹パワーを味方につけましょう。
菌の活動によって作られる発酵食品、発酵調味料を作ってみたい方はぜひ
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発酵食品は面倒、古臭いのイメージが変わります。